5. 結論 文字的に見ると「卑弥呼」は「日女子」で「日孁」であるから「天照大神」である
- 2016/10/03
- 18:49
5. 結論 文字的に見ると「卑弥呼」は「日女子」で「日孁」であるから「天照大神」である以上、1から4までの考察を総合すると「卑弥呼」という当て字は楽浪郡から来た使者が「日女子(ヒメコ)」等の名を聞いて音写したものであり、従って卑弥呼が天照大神であることの可能性はかなり高いという結論になる。...
卑弥呼は天照大神である 4.中華文明における漢字の役割と音写の特徴
- 2016/10/03
- 18:47
4.中華文明における漢字の役割と音写の特徴中華文明における外国語の音写の特徴について若干述べる。① 漢字の特徴ア.中華文明の最大特徴の一つが「漢字文化」である。イ.中華文明では、象形文字としての漢字を最大限に使い、広い範囲に広がる話し言葉の通じない漢民族や異民族間の政治・商業活動を行った。ウ.象形文字である「漢字」の利点は目で見て意味を共有できることであり、音を表すことの効用は二次的であった。エ....
3.「ひみこ」「ひめこ」の万葉仮名
- 2016/10/03
- 18:46
3.「ひみこ」「ひめこ」の万葉仮名万葉仮名とは、奈良時代の日本語の発音では現代語でキ・ヒ・ミ・ケ・ヘ・メ・コ・ソ・ト・ノ・ヨ・ロとその濁音ギ・ビ・ゲ・ベ・ゴ・ゾ・ド及びエとされる発音がそれぞれ二種類ずつあり、古事記ではさらにモにも二種類あったのを、当時、漢字で音写したものである。その区別は、甲類、乙類と呼ぶのが慣例である。「ひみこ」と「ひめこ」という音の万葉仮名を下に列挙する。 ■「ひ(Fi)」の発...
2.「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の日常の呼び名は「日女子(ひるめのこ・ひめこ」
- 2016/10/03
- 18:45
2.「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の日常の呼び名は「日女子(ひるめのこ・ひめこ」①「天照大神」系統は記紀等の正史や伊勢神宮等の官社が主で、「おおひるめ」「大日靈」「大日孁女」「大日女」系統は記紀以外にも全国の神社で用いられていることから人々の間では「おおひるめ」であったことが推測される。②「孁」は中国の漢字には無く日本製の字であるが、「霊」の古字に「女」を合わせたもので神聖な「聖なる女性=巫女...
卑弥呼は天照大神である 1.「日女子(ひるめのこ・ひめこ)」「日孁女(ひるめ)」について
- 2016/10/03
- 18:44
1.「日女子(ひるめのこ・ひめこ)」「日孁女(ひるめ)」について(1)「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の様々な別名天照大神は非常に多くの別名で呼ばれてきたが、以下に記すように、大きく分けて三種になる。①「天照大神(あまてらすおおみかみ)」系「天照大神(あまてらすおおかみ)」『日本書紀』「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」『古事記』「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」伊勢神宮「皇大神(すめおおかみ)」伊勢...