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第一章 自分のために存在する周囲   001「大丈夫!」という時が日本と違う

第一章 自分のために存在する周囲
001「大丈夫!」という時が日本と違う
 日本と中国では「大丈夫!」を違う範囲で使う。
 中国で商店に入り、商品を買うかどうか迷っている時、店員は決まって「没問題、没問題!(メイウェンティ=大丈夫の意)」と言う。大丈夫かどうかは私だけが分かり店員にはわからないにもかかわらず「大丈夫!」を気楽に連発する。
 その商品を買って困るのは客なのに、売る側が先に客の心に乗り込んで、「大丈夫!大丈夫!」というのは如何にも理不尽に感じ腹がった。もしも買った商品に問題があってもその店員が責任を取ることはないにもかかわらずだ。
 しかし、中国では買い物が一種の騙し合いというか駆け引きだと分かってからは受け流せるようになった。逆にどのような商品でも先ずは偽物ではないかと疑うことにより話がかみ合い交渉がスムーズに進むようになった。
 勿論、彼らは他人の事はすぐに大丈夫、大丈夫というが、自分の事は殊更に心配し自分の権利が守られるかどうかはしつこく確認する。
 それは、店員だけではなく、極端に言えば家族に対してでもそうで、相手の事は軽視して、自分の事をとても大事にするという傾向は日本人よりはるかにある。「大丈夫!」という時が日本と違う

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プロフィール

bokudoart

Author:bokudoart
 幼少より絵を描く事、中国や北方・中央アジアの歴史が大好きであった。大学を卒業し会社勤めのあと中国の美大で水墨人物画を専攻し美術史専攻の大学院にも進み中国の古文献読破に数年間没頭した。以来、約二十年画家・美術団体代表として活動中。中国での生活で、今後の世界における日本の果たすべき歴史的役割を明確に知った。
 1万年以上途切れることなく続いた縄文文化に根差した日本という国の文化の素晴らしさを日本人は自覚し世界にそれを広めなければならない。青学大卒、南京芸大院修

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