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仏教が説く「空」「有無」は宇宙の実相

 『妙法蓮華教如来寿量品第十六』に「余がこの上なく完全な「さとり」をさとって以来、既に幾千万億劫という多くの時間を経過しているのである。たとえてみれば、すなわち、その数は五十・千万億という世界にある大地の微粒子の数に等しいのである。さて、ある人がこの世界に生まれてきて、この微粒子の一つを手にして、東方における五十・千万億(アサンキーヤ)という無数の世界を超えて行き、この微細な粒子の一つを捨てるとしよう。この方法によって、一回に一粒子ずつ幾千万億劫(カルパ)のあいだ捨てつづけて、かの人がすべての世界を大地のないものとするとしよう。」とある。
 又、 『妙法蓮華経分別功徳品第十七』に「心から帰依する気持ちを起こした人の、アジタよ、福徳や善根の蓄積に比べると、前者の、贈物により阿羅漢の位に到達させたことに伴って生ずる福徳の蓄積は、その百分の一にも及ばず、いな千分の一にも、十万分の一にも、一千万分の一にも、一億分の一にも、十億分の一にも、百億分の一にも、一千万憶分の一にも及ばないし、計算することも、比較し対照することもできないのだ。」、『妙法蓮華経随喜功徳品第十八』に「アジタよ、この「如来の寿命の長さ」に関する解説という教説が説かれている間に、六十八のガンジス河の砂の数にひとしい幾千万憶という菩提行者たちが、この世に存在するものは生ずることもなく、滅することもないという真理を会得するに至った。
さらに、その千倍の、偉大な志を持つ菩提行者たちが偉大な志を持つ菩提行者の持つべき記憶力を得た。
また、一千世界の大地の極めて微細な粒子の数にひとしい、偉大な志を持つ菩提行者たちは、この教説を聴いて、滞ることなく巧みに弁論する才能を得た。
また、二千世界の大地の極めて微細な粒子の数にひとしい、偉大な志を持つ菩提行者たちは、この教説を聴いて、幾千万憶回も回る念力を得た。
また、三千世界の大地の極めて微細な粒子の数にひとしい、偉大な志を持つ菩提行者たちは、この教説を聴いて、ひるむことなく教えの車輪を回した。
また、中くらいの世界の大地の極めて微細な粒子の数にひとしい、偉大な志を持つ菩提行者たちは、この教説を聴いて、汚れのない光輝の車輪を回した。
また、小さな世界の大地の極めて微細な粒子の数にひとしい、偉大な志を持つ菩提行者たちは、この教説を聴いて、八回生まれ変わったのちに、この上ない完全な「さとり」に到達した。
また、四つの四大洲の大地の極めて微細な粒子の数にひとしい、偉大な志を持つ菩提行者たちは、この教説を聴いて、四回生まれ変わったのちに、この上ない完全な「さとり」に到達した。
また、三つの四大洲の大地の極めて微細な粒子の数にひとしい、偉大な志を持つ菩提行者たちは、この教説を聴いて、三回生まれ変わったのちに、この上ない完全な「さとり」に到達した。」とあるように、仏教では空間時間が無限大で、無限小であると説く。
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宇宙(=存在)は無限であり、有限で、無限でなく、有限でもない。

もうそろそろ人類は、事実に目を向け全てを考え直さなければならないのだろうか。

 2017年時点、所謂科学の発達により、解かっているだけでも、我々の生きる宇宙に始末があり、又別の宇宙が同時に存在する、また小さい方へは、分子→原子→素粒子→さらに何かへ至る。更に、存在自体が十数次元あるとされている。
 
 ここまで来たならば、もういいだろう。
広域の方へ眼を向ければ、我々の宇宙の外に無数の別宇宙があり、更に言えば、無数の宇宙で形作る巨大宇宙がまた無数にあり、更にそれが……、……と無限に続いている事。
小さい方へ眼を向ければ、素粒子を銀河系位に拡大して見れば更に粒子があり、更にそれを銀河系位に拡大すれば粒子があり、更に……、更に……、……と無限に続いている事。
また、見えない力・存在が充満している事。

そして、それらの全ては人の感覚器官からは生死を繰り返しているとされている。
であれば当然存在に付随する次元も無限に大小し、生死するであろう。

と言うことは存在の一部である我々も、無限大きく小さくなり、生きる時間も無限に長く短くなるのである。
つまり、我々は、存在するが、同時に存在しない。したがって生まれてもいないし、死にもせず、生まれなくもないし、死ななくもないのである。

以上を類推することは、非常に所謂「科学的」だと思う。







プロフィール

bokudoart

Author:bokudoart
 幼少より絵を描く事、中国や北方・中央アジアの歴史が大好きであった。大学を卒業し会社勤めのあと中国の美大で水墨人物画を専攻し美術史専攻の大学院にも進み中国の古文献読破に数年間没頭した。以来、約二十年画家・美術団体代表として活動中。中国での生活で、今後の世界における日本の果たすべき歴史的役割を明確に知った。
 1万年以上途切れることなく続いた縄文文化に根差した日本という国の文化の素晴らしさを日本人は自覚し世界にそれを広めなければならない。青学大卒、南京芸大院修

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