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「仏の慈悲」「神の愛」と「宇宙の引力」

宇宙の物質(我々人類も含めて)は引力・重力という見えない力により形作られているが、またそれの崩壊により所謂形態は消失する。
 人類には「慈悲」「愛」などの言葉で表される見えない心の力がある。その力は子孫繁栄の源泉の動力となっている。
 二人の男女が引き合い子が生まれ、家族としてまとまり守りあい、更に共同体を形成する。そして子供が成長しまた他の男女と知り合い引き合って子孫を生んでゆく。

 「慈悲」や「愛」というのが我々(人類だけでない宇宙全体)の存在そのものと関係がある、更に言えば「存在」そのものであると言える。
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釈迦が「四苦」にショックを受けて出家したという俗説は少し違う

●現在流布する「仏教」は釈迦の生の言葉ではなく後世の信者の言葉である。
●現在流布する「仏教」では釈迦の出家の直接の原因は城外で見た民衆の「四苦(生老病死)」であるといわれる。
●「四苦」が釈迦の出家の原因であるというのは当時又は後世の信者の推測又は希望・要求である。
●「四苦」の最も重大な苦とされる「死」であるが、冷静に考えると実は現実的にはそれほど恐れられていない。
●人は死を恐れ、死を悲しむ割には全く能天気に日々の生を楽しんでいる。
●人は、むしろ「死」の望んで寿命の尽きる前に早々と自ら進んで迎える場合もある。
●全ての人が数十年以内に必ず死ぬのに、その割には、それを忘れて又は意識していても、楽しく生活をしていられる。
●又、動物たちも、生物によっては人間よりもかなり早く死を迎えるが元気いっぱい、光り輝くように「生」を満喫し謳歌してのち死を迎える行為が繰り返されている。
●釈迦も我々も、自己と周りの全ての現象が、そのように輝かしく繰り返されているのを見たり感じたり体験したりできる。「生」も「死」も確実に得ることができるのである。
●釈迦ほどのものがそのようなことに考えが行かずに、「死」や「苦」にのみ執着し続けていたとは考えられない。
●釈迦が城外に出て「四苦」を見た時感じたのは自己や草木大自然の「生を謳歌」する生態とを含めた「存在」の多様性であり、そこから疑問に思った「存在」自体が「何故」「どのようで」「何のため」「何時」「何処」なのかを知らなくてはならないということ、であったのは間違いがないだろう。
●すでにその時点で「生死」の問題は相対化されていたであろう。
●出家も単なる瞑想の邪魔になるから煩悩の禁止ではなく、性交し子を作ることに代表される「生死」行為から離れて見て、生死の輪廻から距離を置いてみるという実験的な試みでもあった。
●それでも、もちろん釈迦にとっても依然として「死」は小さくない問題であったのは間違いがないであろう。
●釈迦にとって遥かにもっと重大で目的なのが「成仏」「悟り」とその結果としての「涅槃」なのである。何故ならば「生」も「死」も釈迦が悟ったもっとはるかに大きく深い存在自体の境地から見れば表層的な一現象に過ぎないからである。
●それらすべてを含めて禁欲的な瞑想をし、直ちに断食の意味の少なさをさとり、続けて瞑想を繰り返し、最後の七日間で完全にすべてを悟った。
●ところが、釈迦の悟った「人生」「生命」「宇宙」「時空」の実相は、民衆が実態として信じているそれとはかけ離れていたので、それを言えば狂人とされ攻撃されるか無視されるかであると予想されたので、何も言わないで過ごそうかと迷った。
●それでも釈迦は慈悲心を発揮し、人々の幸せのため自分の悟った境地を衆生にも体験させ、本当の「生」を生きてほしいと願っていたのである。
●釈迦は人々の様々な執着が悟りへ至ることを妨げていることを考えた。
●釈迦は、様々な例を引き、方便の説法方法を用いて、民衆を悟りへ導こうと考えた。
●方便の重要な道具として「死」とか「四苦」を利用し、「成仏」「悟り」へ力強く導こうとした。
●そういう目的で「四苦」を弟子らに何度も何度も言及したのは間違いがない。
●釈迦にとりそういう意味では衆生の気根を成仏へと昇華させるための手段として「四苦」が使い良かったと思われる。
プロフィール

bokudoart

Author:bokudoart
 幼少より絵を描く事、中国や北方・中央アジアの歴史が大好きであった。大学を卒業し会社勤めのあと中国の美大で水墨人物画を専攻し美術史専攻の大学院にも進み中国の古文献読破に数年間没頭した。以来、約二十年画家・美術団体代表として活動中。中国での生活で、今後の世界における日本の果たすべき歴史的役割を明確に知った。
 1万年以上途切れることなく続いた縄文文化に根差した日本という国の文化の素晴らしさを日本人は自覚し世界にそれを広めなければならない。青学大卒、南京芸大院修

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