FC2ブログ

墨道の法華経日本語訳研究 始めに

 KIMG2549.jpg
           墨道の『現代日本語訳法華経』について 
                   始めに
『法華経(サッダルマ・プンダリーカ・スートラ、Lotus sutra)』は大乗経を代表する仏典で、日本では聖徳太子が法華経信仰を広めたように、ほとんどの宗派に影響を受け経の王として仏法の精髄を表しているいるとされきた。特に鎌倉時代に日蓮が「南無妙法蓮華経」を唱える法華宗を開いてからは全国に広まり、明治維新後の仏教衰退時代後も戦前の日蓮主義、戦後の創価学会、立正佼成会の興隆などがあり、世界にも益々広がりその影響力を強めている。
 ところが、それほど重要な経典であるにもかかわらず『法華経』の内容については、意外に知られていない。
 本来ならば『法華経』の内容を深く理解すべき日蓮宗系寺院各派は、もっぱら日蓮宗学の正統を競う事に力を入れ、在家教団に至っては教団指導者の個人崇拝・決定論に基づく全体主義中央集権体制など反法華経的な教義でさえ横行しており、両者ともに法華経の断片一句を自己勢力の延続のために利用するのが現状で、私が法華経の本格的な教義を見ることは残念ながらない。
 私は約四十年前に日蓮教学を通じて法華経に接し、以来今に至るまで何としてもその全貌と真意が知りたく信仰し探求・考察してきた。
 私は、自己の法華経信仰のための日本語口語訳法華経は自分で編するほかないことを知り、数年前からそれを自分で文字化し自家製本し、信仰としてそれを読み、自己の読む姿を録画し、自分の声を聞き、法華経に対する信仰・理解を深めて来た。
 編する方法は、現行の漢語訳『法華経』とサンスクリット原典『(サッダルマ・プンダリーカ・スートラ』の日本語訳、英訳「Lotusu sutra 」を比較総合取捨し、内容的に正しく日本語文法として自然な経文にするというものである。
 サンスクリット原典から直接日本語に口語訳したものには、 岩本裕、中村瑞隆、中村元、長尾雅人、植木雅俊の各氏のものがあり、それぞれ訳者の和文口語の癖や長所短所があり、新しいものは前の物の間違いを修正している傾向もある。
 私は、岩本裕訳の融通が利かないと言えるほど厳格で正直な学術的姿勢の価値を認めるので、それを底本として他の四人の訳と比較して全体の内容と矛盾しない内容を選択構成し、英訳『Lotus sutra』、鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』、竺法護訳『正法華経』を参考にしながら、長い年月をかけて、法華経信仰者が法華経信仰として読む『現代日本語訳法華経』を編している。その作業は永遠に続くであろう。

 
スポンサーサイト



プロフィール

bokudoart

Author:bokudoart
 幼少より絵を描く事、中国や北方・中央アジアの歴史が大好きであった。大学を卒業し会社勤めのあと中国の美大で水墨人物画を専攻し美術史専攻の大学院にも進み中国の古文献読破に数年間没頭した。以来、約二十年画家・美術団体代表として活動中。中国での生活で、今後の世界における日本の果たすべき歴史的役割を明確に知った。
 1万年以上途切れることなく続いた縄文文化に根差した日本という国の文化の素晴らしさを日本人は自覚し世界にそれを広めなければならない。青学大卒、南京芸大院修

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる